憧れ、情熱、10年後 DADA cubic 植村隆博さん 逝去
12月1日、TwitterのTLでそれを知り
調べてみるとどうやら本当らしい
DADA cubic 植村隆博
英国のヴィダル・サスーン アートディレクターを経て1997年に帰国し、ヘアサロンDADA CuBiCをオープン。2002、03年JHAグランプリ2年連続受賞。04年DADA DESIGN ACADEMY(D.D.A.)開校。09年JHA 青山芸術祭賞受賞。サロンワークを中心に一般誌・業界誌の撮影やヘアショー、セミナーで活躍。各種著書やDVDの発刊。教育活動にも注力していた WWB.comより
美容学校時代に、僕にとって相当憧れの人だった植村さん
何回かカットしてもらいに行ったり著書ったり
DADA CuBiCも入社試験受けました
もちろん落ちました!w
その後また指名予約していって直談判に持ち込もうとするも、
ぼこぼこにお説教を頂いた事を懐かしく思います
すげー怒ってたなあの時・・
当たり前です
ほんとうにすんませんでした
おかげで現サロンに入社し今に至る訳ですが
自分の今のカット技術の
かなり大きなベースになっている方
少なくとも自分が今まで見てきた
いろんな人のカットの中で(実際とか、DVDとか動画で)
ダントツに
いい!
作品、ヘアスタイルはもちろん、
カットフォームとプロセスが
いい\(^o^)/
学生時代からスクラップしていた植村さんの記事とか
著書とかを読み返して
あの時ふつふつと宿していた美容師という生き方のおもいを
また確認できました
"いろんなものを見た方がいい。普段はあまりにも視覚的な情報に頼りすぎていて、
触覚や聴覚をあまり使わなかったりする。”旅”をすると、
それを知ることができる。
それを知らされるのが、旅であるのかもしれない。
そんな研ぎ澄まされた環境で生活して、
その刺激を仕事そのものに活かすことができるのが理想だと思う。
普段の生活の中でいかに旅をするか。
どんな内容の一日をつくるか。
僕たちの世界はそこに尽きるような気がする。
何かを探そうと美術館に行っても、何も見つからない。
目を閉じた時に浮かぶもの、
デザインの答えはすべてそこにある。"
著書:√5 植村隆博 より
あの時に想像していた自分と
今の自分は少し違いますが
植村さんに比べれば
ちゃんちゃらあまちゃんですが、比べること自体失礼ですが
少しでも
人間として、
美容師として近づけるように
上へ飛びたいな
植村隆博さん、ご冥福をお祈りします。
花小金井美容室LoLonimocHAIR